読書録

Thursday, February 21, 2008

丸山眞男の時代―大学・知識人・ジャーナリズム 竹内 洋 (著)

傑作

著者の本はどれも面白いが、私の主観では本書がベスト。巧みな構成、豊かな表現、鋭い分析。読み手を引き込む力がある。幅広い世代の読者への目配りで、ある人には懐かしく、ある人には新鮮に読めるのではないか。丸山眞男の著書を読んだことがなくても問題なく理解できるが、「日本の思想」と「現代政治の思想と行動」くらいを読んでいると、ヨリ一層面白い。

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