読書録

Thursday, August 11, 2005

“癒し”のナショナリズム―草の根保守運動の実証研究 小熊 英二 (著), 上野 陽子 (著)

続報を望む。

上野陽子氏が卒業論文として行ったフィールドワークに、指導教官である小熊英二氏が背景説明と解説を加えたものです。
他のレビュアーの方も書いていますが、2001年当時と現在では「つくる会」の構成も活動も大きく変化しているので、フィールドワーク部分には現在では歴史的記録として以上の価値はないでしょう。どなたかがその後の動向をフォローした続編を書いてくれないかな、と期待します。
小熊英二氏による背景説明と解説は簡潔明瞭で良いかと思います。

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